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【赤字のお仕事】「ダービー」といえば… あなたは競馬? それともサッカー?

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【赤字のお仕事】
「ダービー」といえば… あなたは競馬? それともサッカー?

 そもそも競馬の「ダービー」とは、英国エプソム競馬場で行われる1780年に創設された3歳馬のレースのことで、英語で「Derby」と書きます。この名称は、日本中央競馬会(JRA)のホームページ(HP)によると「同レースを創設した、第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレー氏にちなむ」とあるように、英国貴族の名前に由来します。そして「現在は一般的に3歳馬の頂点を決める競走として世界各国の競馬場で『ダービー』が行われ、わが国でも“競馬の最大の祭典”として、競馬ファン以外にもその名が広く知れ渡るレース」(同HP)となりました。

 日本におけるダービーの起源は、この英国ダービーに範をとり、競走体系の確立と競走馬の資質向上を図るという目的から1932年に創設された「東京優駿大競走」です。このレースが開催場所、名称を変え、ホースマン(競馬関係者)がその優勝を夢見る現在の「東京優駿(副称・日本ダービー)」になりました。日本ダービーは皐月賞、菊花賞とともに牡馬クラシック三冠レースの一つに数えられ、今年で82回を数えます。

 一方、サッカーの「ダービー」はどうでしょうか。調べてみると、正式には「ダービーマッチ(Derby Match)」といい、競馬のダービーとつづりは同じです。ということは、こちらもダービー卿が関係しているのかと思いきや、実ははっきり分かりません。ただ、かつて英国イングランド中部の町ダービーで毎年、教会区によって町を二分したフットボール(現在のサッカーとは別競技)の試合が行われ、それは相当闘争的で激しいものでした。そこから同一地域、地区を本拠とするチーム同士の試合を、「○○ダービー」と呼ぶようになったとする説が一般的です。

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