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年間23万人の子供の親が離婚…子供の幸せを第一に考える本出版

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年間23万人の子供の親が離婚…子供の幸せを第一に考える本出版

「子供が不幸になれば親も不幸」と語る丸井妙子さん(野村成次撮影)

 日本では毎年23万人以上の子供が両親の離婚を経験する。精神的に傷ついたり、経済状況が悪化したりするケースも少なくない。こうした中、家事調停委員の丸井妙子さん(63)が「離婚後の子育て」をテーマにした米国の臨床心理士、ジョアン・ペドロ-キャロルさんの著書を翻訳出版した。丸井さんは「離婚後も、子供の幸せを第一に考え、憎しみを捨てて子育てに協力を」と訴えている。(村島有紀)

親の争いで

 丸井さんは塾や高校の英語教師として25年以上、子供と関わる中で不登校などの問題に関心を持ち、平成16年、千葉大大学院に入学。修了後、千葉県の家庭裁判所で離婚などの家事調停委員を務めながら子供の育成に関する海外の文献や書籍を翻訳してきた。

 離婚によって子供が悩む姿を見てきた経験から、離婚後の子育てをテーマにしたキャロルさんの著書に感銘を受け、約1年かけて翻訳。「別れてもふたりで育てる~子どもを犠牲にしない離婚と養育の方法」(明石書店)という邦題で出版した。

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