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【主張】国歌不起立訴訟 規律違反に甘すぎないか

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【主張】
国歌不起立訴訟 規律違反に甘すぎないか

 卒業式などの国歌斉唱時に起立しなかったことへの処分を理由に、定年後の再雇用を認めないのは「不当」とする判決が出た。

 東京都立高校の元教師らが損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は都に一部賠償を命じた。

 公教育の場で国旗、国歌に敬意を払わないのは重大な規律違反である。教育現場の実態を考慮した判決なのか、極めて疑問である。

 国旗、国歌の指導を妨げる教師に対し、教委が厳正に対処するのは当然のことである。

 入学、卒業式の国旗、国歌の指導をめぐり、都教委は平成15年から、国歌斉唱時には国旗に向かい、起立して斉唱することなどを校長を通じて、教職員に対する職務命令として出した。

 当たり前と思えることが職務命令として出される背景には、国旗、国歌の指導に反対して式を混乱させる教師がいまだにいる現状がある。処分を受けた教師らによる訴訟も相次いで起こされた。

 今回の訴訟は、元教師ら22人が合わせて約2億7千万円の損害賠償を求めたものだ。

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