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【東京五輪】英会話、五輪へ強化 東京都が「体験村」構想

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【東京五輪】
英会話、五輪へ強化 東京都が「体験村」構想

福島県天栄村にあるブリティッシュ・ヒルズの街並み。中世英国の「街」を再現し、パスポートなしで英国を体験できる(ブリティッシュ・ヒルズ提供)

 英語でおもてなしを-。2020年東京五輪・パラリンピック開催を控え、子供たちの英語力を高めようと、東京都が生きた英語に触れることができる体験型施設「英語村」の3年後の開設に向け準備を進めている。小中高校生の学習の場とし、アジア圏でも最低レベルとされる“話す力”を育む狙い。施設規模などはこれから詰めていくが、国内外の先行事例から、あり方を探っている。(稲場咲姫)

絶好のチャンス

 「国内では英語を使う機会が少ない。5年後の東京五輪は訪日外国人に触れる絶好のチャンス。国際化を図り、おもてなしできる若者を育てたい」。都教育委員会の担当者はこう狙いを語る。

 日本のTOEFLスコアランキングは、アジア圏31カ国中26位。特にスピーキング(話す力)スコアは最下位だ。文部科学省が高校3年を対象にした平成26年の調査でも、その能力は「中卒程度」(英検3級)以下が大半を占める。

 こうした状況を打開する“起爆剤”とすべく都が計画したのが「英語村」だ。計画によると、施設内での日本語は禁止。公立校だけで90万人とされる都内の小中高校生を順次招待し、“生の英語”に触れさせる狙いだが、その具体的な中身は検討中で、まだ定まっていない。

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