産経ニュース

「老人」から「シニア」へ 名称変えてイメチェン図る地域組織

ライフ ライフ

記事詳細

更新


「老人」から「シニア」へ 名称変えてイメチェン図る地域組織

オカリナの練習をする「絹一・シニアズ」のメンバー。練習後の語らいも楽しみだ =東京都八王子市

 ◆入会の発想がない

 同クラブは、新規会員を積極的に勧誘し、ここ4年間で70人から100人に会員数を増やした。しかし、こうした例はまれで、全国的には老人クラブの加入離れが進んでいる。

 厚生労働省によると、全国の老人クラブの数と所属する会員数は、平成9年度末の約13万4千クラブ(887万人)をピークに減少。25年度末は約10万8千クラブ(627万人)にまで減った。

 こうした現状について、高齢者の住まい作りを支援するNPO法人、はちふく・ねっとの小澤邦博理事長(66)は「地域のクラブは80代が主体。団塊の世代は『老人』という意識が希薄で老人クラブに入るという発想がない。趣味や生きがいよりも、防災や1人暮らしの高齢者支援など地域活動を重視した方が入りやすいのではないか」と指摘する。

 「絹一・シニアズ」を含め、同市内には136の老人クラブがあるが、会員は減少している。このため同市の老人クラブは今年度からシニアクラブと名称を改め、イメージアップを図る。

 平林会長は「会員増に向け、誰もが参加しやすい雰囲気を作りたい」と話す。

「ライフ」のランキング