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首都圏の大地震…生きてる間に1度は発生 平田直・東大地震研教授に聞く

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首都圏の大地震…生きてる間に1度は発生 平田直・東大地震研教授に聞く

関東の地震の予測

 ■高い危険性意識し備えを

 政府の地震調査委員会は相模トラフ(浅い海溝)沿いで起きる海溝型地震に続き、関東の活断層地震について地域別の発生確率を4月に公表した。首都圏の地震リスクをどのように受け止め、防災に生かせばよいのか。東京大地震研究所の平田直教授に聞いた。(黒田悠希)

                   

 --南関東では、相模トラフからフィリピン海プレート(岩板)が北西方向に沈み込む影響で、首都直下地震の一種であるマグニチュード(M)7級の地震発生確率が30年以内に70%とされる。また、関東全域のどこかでM6・8以上の活断層地震が起きる確率は同50~60%とされた。

 平田 プレート境界(海溝型)と活断層の2タイプで予測が公表されたが、これらはセットで考えてほしい。一般にプレート境界地震の確率は、活断層地震より1桁高い。首都圏では、まず70%の高い確率を意識すべきだ。また防災上は地震のタイプよりも、強く揺れる恐れがどの程度なのかを意識するのが分かりやすい。30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われるリスクを示した地震動予測地図が毎年公表されており、全てのタイプの地震による揺れの予測が統合されている。最新版は活断層の新予測の公表前のものだが、首都圏の全域で危険性が高く、備えが必要なことが分かる。

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