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新発見! ハワイのウグイス「ホーホケキョ」と鳴かない それでは…何と?

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新発見! ハワイのウグイス「ホーホケキョ」と鳴かない それでは…何と?

ハワイの博物館でウグイスの標本を調査する浜尾章二研究員(国立科学博物館提供)

 「ホーホケキョ」で日本人になじみ深いウグイス。そのさえずりに関する研究成果を、国立科学博物館(東京都台東区)が発表した。約80年前に日本からの移民が持ち込んだとされるハワイのウグイスは「ホーホケキョ」ではなく、より単純な鳴き方をしていることが分かった。ヒナが親鳥の声から学習するさえずりが、約80年で変化することを示しているという。(海老原由紀)

                   

 ◆日本と比較して単純

 ウグイスのさえずりをめぐり新たな発見をしたのは、国立科学博物館の筑波研究施設(つくば市天久保)で鳥類の行動生態を研究している浜尾章二研究員。

 ハワイのウグイスの標本を調べたところ、小笠原諸島や南西諸島のものとは羽の色が異なることから、本土のウグイスが持ち込まれたとみている。

 研究では、平成22年にハワイ・オアフ島で録音したウグイスの声紋を分析し、日本のものと比較。ハワイのウグイスは「ホーホピッ」などと単調な鳴き方をし、日本のウグイスよりも音の数が少なく、周波数の変化が乏しいことが分かった。

 オス鳥は縄張りを形成したり、つがいとなるメスを呼んだりするため春から夏の繁殖期にさえずる。そのさえずりが複雑であれば、オス同士の競争やメスの誘引に有利であることが知られている。

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