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【日本の議論】「ジェルボール」相次ぐ乳幼児の誤飲 手軽さの裏側で死亡例も「とにかく手の届かぬところに」

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【日本の議論】
「ジェルボール」相次ぐ乳幼児の誤飲 手軽さの裏側で死亡例も「とにかく手の届かぬところに」

子供が誤飲する事故が相次いでいる「ジェルボール」。透明フィルムに包まれており、ゼリーのようにも見える(小野淳一撮影)

 中性の濃縮液体洗剤を水溶性フィルムで包んだ洗濯用パック型液体洗剤「ジェルボール」の誤飲事故が相次いでいる。昨年4月に発売されて以来、洗浄力や手軽さが支持されて人気商品となった一方で、子供の口や目に入ったなどの事故が後を絶たない。消費者庁には今年1月末までに延べ152件の事故情報が寄せられており、米国では死亡事故に至ったケースも報告されている。同庁は「子供の手の届くところには置かないで」と注意を呼び掛けている。

被害の7割超が3歳以下の乳幼児

 洗濯用パック型液体洗剤は、日用品大手「P&Gジャパン」(神戸市東灘区)が、粉末、液体に次ぐ第3の洗剤として、昨年4月に発売した。

 事故事例で目立つのは、乳幼児の被害だ。152件のうち、7割超の110件が3歳以下の乳幼児となっている。3歳女児がパック型液体洗剤を握ったところ破裂し、目に入って目の表面が洗剤で覆われたり、4歳男児が洗濯機横の60センチの高さに置いてあった洗剤をかじり、突然はいて泣き出したりしたなどの事例が報告されている。

 経済協力開発機構(OECD)に寄せられた事故情報によると、日本を含め18カ国から事故情報が寄せられている。

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