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【マンスリー将棋】名人戦 羽生か初登場の行方か

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【マンスリー将棋】
名人戦 羽生か初登場の行方か

名人戦の前夜祭に登場した羽生善治名人(右)と行方尚史八段=7日、東京都文京区のホテル椿山荘東京

 8日に開幕した第73期名人戦七番勝負。注目の第1局は、羽生善治名人(44)=棋聖・王位・王座=が先勝し、歴代単独3位となる通算9期に向けて好スタートを切った。挑戦者の行方(なめかた)尚史八段(41)は、名人戦初登場。羽生名人への挑戦権を争うA級順位戦で23年ぶりとなる4人のプレーオフを制し出場を決めた。

 行方八段は、青森県弘前市出身で大山康晴十五世名人門下。平成5年に19歳でプロデビューし、翌年にはいきなり竜王戦挑戦者決定戦に進出した。その後、19年にA級に上がったが在籍1期のみで降級、25年に返り咲いた。タイトル戦への登場は、一昨年の王位戦に続く2度目。

 「20代、30代は実力がありながら結果が残せず、それでも腐らず挑戦者になったのはすばらしい」と谷川浩司日本将棋連盟会長がたたえた行方八段。3月に挑戦権を獲得した直後、「(挑戦者になれたことで満足してしまった)王位戦の反省を生かしたい」と述べていた。7日の前夜祭では集まった400人を前に「羽生さんを相手に厳しい戦いになることは承知している。全力を出し切って勝ちたい。また来年もこの場で会えるよう頑張りたい」と力強く決意を披露した。

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