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【科学】小惑星有人探査 岩石だけ採取し運搬 NASAが計画変更

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小惑星有人探査 岩石だけ採取し運搬 NASAが計画変更

小惑星表面にある岩石をロボットアームで採取する無人探査機(想像図=NASA提供)

 米航空宇宙局(NASA)は2020年代に目指す小惑星の有人探査について、無人探査機で岩石を採取して月の近くに運び、飛行士が調査する新たな計画を発表した。

 無人探査機は20年に地球を出発。小惑星表面にある数メートルの岩石をロボットアームで採取した後、月の近くに移動する。この場所に20年代半ばに飛行士2人が宇宙船「オリオン」で到着し、岩石を調べて破片を回収する。太陽系形成史の解明や、小惑星の資源を将来、採掘するための情報が得られると期待される。

 30年代の実現を目指す有人火星飛行の技術を獲得するため、オリオンと探査機の結合や、新型の宇宙服を使った船外活動なども計画している。

 NASAはこれまで、無人探査機で直径7~10メートルの小惑星を丸ごと捕捉し、月の近くまで運ぶとしていたが、岩石だけを運ぶ方法に変更した。目標となる小惑星として、日本の探査機はやぶさが探査した「イトカワ」を含む複数の候補を挙げている。(草下健夫)

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