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【日本の議論】衝撃「ある東大生のレポートは75%がコピペ」東大の告知 論文不正は止められるか

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【日本の議論】
衝撃「ある東大生のレポートは75%がコピペ」東大の告知 論文不正は止められるか

東京大学教養学部は、ある学生が提出したレポートについて、文章のおよそ75%がインターネットからの流用であると公表した=東大HPより 東京大学教養学部は、ある学生が提出したレポートについて、文章のおよそ75%がインターネットからの流用であると公表した=東大HPより

 インターネットの発達によって情報が集めやすくなったぶん、「難解な文献を読み解く力、考えをまとめる時間が省けるようになった。さらに手書きでのリポート提出が減り、文章を書き写す労力もなくなった。コピペの蔓延(まんえん)は深刻になっている」と強調する。

 杉光教授が22年に慶応大、上智大、法政大の学生を対象に行ったコピペの実態調査では、回答者82人の35%がコピペの経験があった。「発覚しなかった」との回答は72%に上った。コピペルナーの導入が増加している背景を「提出されたリポートのチェックはもちろんだが、こうしたソフトの導入を明かすことで、未然にコピペを防ぐ抑止力効果を期待したものだろう」と分析する。

学生だけに限らない、根深い不正問題

 「膿(う)みは、今出すべきです。STAPと分生研(論文33本の捏造(ねつぞう)、改竄(かいざん)が認定された東京大学分子細胞生物学研究所)が終わって一段落なんて雰囲気は許しません」

 今年1月、「匿名A」と名乗る人物が日本分子生物学会の関連インターネットサイトで行った指摘に、学術関係者の間に衝撃が走った。

 「匿名A」によると、大阪大や東大などの研究者が発表し、英科学誌ネイチャーなど生命科学や医学系雑誌に掲載された論文約70本のうち、約80項目に画像の切り張りや使い回しが疑われる例があるというのだ。

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