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【マンスリー囲碁】囲碁ソフトの進歩は頭打ち!?

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【マンスリー囲碁】
囲碁ソフトの進歩は頭打ち!?

趙治勲二十五世本因坊(右)はコンピューターソフト「DolBaram」に4子局で敗れた

 囲碁のコンピューターソフトとプロ棋士が対局する「第3回電聖戦」が17日、東京都調布市の電気通信大学で行われた。趙治勲二十五世本因坊(59)が2つのソフトとハンディ付きで戦い、結果は1勝1敗。プロレベルに達している将棋ソフトとは異なり、進歩は頭打ち状態だ。

 電聖戦は、コンピューター囲碁の開発にはプロ棋士の力を借りるのが最善と、同大が日本棋院と提携して開催。第1回は石田芳夫二十四世本因坊(66)が、第2回は依田紀基九段(49)がともに1勝1敗だった。

 今回、趙二十五世本因坊は第1局で、韓国人プログラマー作成の「DolBaram」と対局し、中押しで敗れた。ソフトがあらかじめ黒石を4つ置いた有利な状況(4子局)だったものの、「大事な勝負どころではむちゃくちゃ強い。大人げない打ち方をしてしまった」と趙を熱くさせた。第2局は、置き石を減らした3子局で「CrazyStone」と対戦し、趙が中押し勝ち。「(乱数を用いる)モンテカルロ法ソフトの典型的ミス。改善して来年こそは勝ちたい」と、フランス人開発者のレミ・クーロン氏は悔やしがった。

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