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【ワインのこころ】和総菜にはグリューナー・フェルトリーナーが似合う 青木冨美子

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【ワインのこころ】
和総菜にはグリューナー・フェルトリーナーが似合う 青木冨美子

肉ジャガと筑前煮に合わせたブリュンデルマイヤーのグリューナー・フェルトリーナー リード_ラム_カンプタール_レゼルヴ2004=2015年3月2日(青木冨美子さん撮影)

 収穫の時期はブドウの開花から約100日が目安です。ゆえに冷涼年で変化の多い気候だったこの年は開花が遅れ気味で、収穫は11月にずれ込みました。待ちきれずに摘んでしまった生産者と違って、忍耐強く健全果だけを摘み取る作業に集中した彼の04年ビンテージは、まるみがあって貴腐菌由来の豊潤さを備えた素晴らしいワインになりました。それらの要素が和総菜の甘さとうまみを絶妙に引き立てています。

 一方、若いビンテージのGVはミネラルと白コショウの特徴があるので、天ぷらや野菜類と合わせやすく、ワインが持つねっとり感とわさびも見事な相性です。(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS

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