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大人も「マイひな人形」でお祝い インテリア感覚で人気 コンパクトサイズも

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大人も「マイひな人形」でお祝い インテリア感覚で人気 コンパクトサイズも

収納用の箱が台座になるコンパクトなひな人形が人気=東京都渋谷区の新宿高島屋

 3月3日は桃の節句、ひな祭り。女の子の健やかな成長を願ってお祝いする行事だが、最近は自分のためにひな人形を購入する大人の女性が増えている。狭い部屋にも飾れるコンパクトサイズのものや、ガラス製のものなどインテリアとして楽しめる商品が人気だ。

 伊勢丹新宿本店(東京都新宿区)は、5年ほど前からひな人形売り場とは別に、自分用に購入する人向けの「マイひなコレクション」という専門の売り場を設置。今年は3日までの期間中、約30種類をそろえた。高さ10センチ前後の小さなサイズの人形が多く、2000~5000円が中心。陶器やガラス製などモダンなデザインが多い。

 「自分用に購入する人は年々増えている。インテリアとして40~50代を中心に幅広い年齢層の女性が購入している」と広報担当者。今年の売上額は前年同期に比べ倍増したという。

 人形メーカーなどで作る日本人形協会(台東区)によると、5年ほど前から、自分用にひな人形を買う女性が増えてきた。同協会の倉片順司副会長(57)は「戦後の貧しい時代に育ち、ひな人形を持っていなかった人が、自分のために買うケースが目立つ」と話す。倉片副会長の人形専門店「倉片人形」(埼玉県所沢市)では、伝統の衣装をまとった親王飾りを選ぶ人が多いという。

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