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【日本の議論】たどたどしい日本語、外国人実習生に「介護」できるのか…介護現場「人手不足」を「外国人実習生=安価な労働力」で穴埋めする日本政府の“筋違い”

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【日本の議論】
たどたどしい日本語、外国人実習生に「介護」できるのか…介護現場「人手不足」を「外国人実習生=安価な労働力」で穴埋めする日本政府の“筋違い”

平成21年5月、経済連携協定(EPA)に基づき、日本で介護福祉士と看護師の資格取得を目指すフィリピン人候補者200人以上が来日。当時は新型インフルエンザ対策として、全員がマスク姿で成田空港に到着した(早坂洋祐撮影)

 「37年に250万人規模の介護人材を確保するには、国内の人材確保策を充実・強化していくことが基本。外国人を安易に活用する考えはとるべきでない」 だが、実習現場は実習生を「安価な労働力」「雇用の調整弁」ととらえ、賃金未払いなどのトラブルが多発している。言葉の壁に加え、文化的な違いから起きる摩擦や治安への影響を懸念する声も絶えない。政府も制度見直しに乗り出している。

 塩崎氏は27日の記者会見で、介護職の追加について「制度への批判も乗り越えられる形でやるのが前提だ。(介護職の追加は)進めていく」と強調した。

 だが、なし崩し的な介護職の追加は介護の過酷な現場を世界に発信することになりかねない。まずは低賃金、過重労働という厳しい介護職の現状を改善し、本来は担うべき日本人による専門性を高めることが先決だろう。(政治部 岡田浩明)

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