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【金曜討論】生活保護プリペイドカード支給 片山さつき氏「受給者が家計管理できる」 道中隆氏「目を行き届かせること先決」

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【金曜討論】
生活保護プリペイドカード支給 片山さつき氏「受給者が家計管理できる」 道中隆氏「目を行き届かせること先決」

片山さつき・参院議員(栗橋隆悦撮影)

 --大阪市は全国でも生活保護の受給者がトップクラスという事情もある

 「大阪市がこの問題について、真剣に自立支援に取り組まなければならない背景があることは理解できる。だが、それは大阪市がこれまで、この問題について、専門的なスタッフを増やすなどの計画的な人員配置や体制整備を図ってこなかったツケが回ってきた結果ともいえる。役所のマンパワーを充実させ、生活に困窮する人々に対する支援力を強化していくことが重要で、生活保護受給世帯に目が行き届くように努力することが先決だ」

 --今後の生活保護行政のあり方は

 「生活保護に関する議論はいつも、極論に陥りがちだ。人権的に問題だという意見もあれば、受給者のことを怠け者のように批判する声もある。世論が両極端に分かれるため、政策を実施する側は非常に難しいかじ取りを迫られるが、社会的弱者の視点から、行政は常にこのバランスを保ちながら施策を実施していく必要がある」

【プロフィル】片山さつき

 かたやま・さつき 昭和34年、埼玉県生まれ。55歳。大蔵省(現財務省)を経て平成17年に衆院選で初当選し、22年には参院選に当選。自民党生活保護プロジェクトチームのメンバー。

【プロフィル】道中隆

 みちなか・りゅう 昭和24年、広島県生まれ。65歳。大阪府の福祉事務所でケースワーカーを務めるなどして平成22年から関西国際大教授。厚生労働省社会保障審議会委員も務める。

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