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【金曜討論】生活保護プリペイドカード支給 片山さつき氏「受給者が家計管理できる」 道中隆氏「目を行き届かせること先決」

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【金曜討論】
生活保護プリペイドカード支給 片山さつき氏「受給者が家計管理できる」 道中隆氏「目を行き届かせること先決」

片山さつき・参院議員(栗橋隆悦撮影)

 --人権上の問題はあるのか

 「受給者に対してお金を目的にかなった使い方ができないというレッテルを貼ることに等しく、人間の尊厳を踏みにじるということにつながりかねない。生活保護行政には現在、大きな誤解が生まれている。悪質な不正受給が問題視され、平成25年に生活保護法が改正されたが、厚生労働省のデータでは保護費全体のうち、不正受給の金額は0・5%だ。カードで機械的に対応していくことよりも、保護を受給している人々の自立に向けた支援力を強化するなど、他の方法があるはずだ」

 --大阪市は特定業種に対する使用制限や1日の利用限度額を設けるなどの機能追加も検討しているが、評価は

 「受給者の中には公共料金や家賃などを滞納したり、目的外に消費したり、金銭管理に問題がある人たちがいるのも確かだ。こういう人たちには、滞納情報や消費状況を踏まえた上で、まずは本来の制度目的にかなった使い方をするように指導する必要がある。それでもうまくいかない場合に限り、対策を取るべきだ。また、利用者のカードの使用状況も指導が必要なケースでのみ確認すべきで、こうした経過がないままに使用状況をチェックすることがあれば、プライバシーの侵害にあたる可能性がある」

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