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【科学】「iPS基金に協力を」 山中教授が呼び掛け

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【科学】
「iPS基金に協力を」 山中教授が呼び掛け

山中伸弥教授

 京都大iPS細胞研究所は2日、一般からの資金を人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究費や人件費などに役立てる「研究基金」への寄付を増やすため、資料請求専用のフリーダイヤルを設置する。所長の山中伸弥教授は「多くの方にご協力いただきたい」と呼び掛けている。

 同研究所ではiPS細胞を再生医療に生かすため、パーキンソン病や血液疾患などの臨床研究を計画している。山中教授は「研究が臨床段階に進むにつれ、より大きな資金が必要になる。寄付は実用化へのプロセスを支える研究支援者を安定雇用するため非常に重要」と強調している。

 研究を支援する職員らの安定雇用に使える国からの交付金は限られており、同研究所では大半が任期付きの有期雇用となっている。このため2009年に基金を設置。期間は10年間で、年間5億円の寄付を目標としており、昨年度は約12億円が集まった。

 フリーダイヤルはフリーダイヤル0120・80・8748。受付時間は平日の午前9時~午後5時。

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