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直木賞作家の赤瀬川隼さんが死去

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直木賞作家の赤瀬川隼さんが死去

死去した赤瀬川隼さん

 野球に題材をとった小説で知られる直木賞作家の赤瀬川隼(あかせがわ・しゅん、本名・赤瀬川隼彦=はやひこ)さんが26日、肺炎のため神奈川県内の病院で亡くなった。83歳だった。葬儀・告別式は近親者で行う。

 昭和6年、三重県生まれ。大分第一高校卒。会社員を経て58年、近未来野球小説「球は転々宇宙間」で吉川英治文学新人賞を受け、作家デビュー。野球を題材にした作品を次々に発表し、平成7年、野球にまつわる人間模様を通して男の美学を追求した短編集「白球残映」で直木賞受賞。その後、作品の幅を広げ、「甚五郎異聞」などの歴史小説やミステリー、恋愛小説にも味わい深い小説を残した。映画好きでも知られ、エッセー「あ、またシネマ彗星だ」を書いた。

 昨年10月に亡くなった芥川賞作家で美術家の赤瀬川原平さんは弟。

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