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【センター試験】文系人気が回復傾向 スポーツ・国際系の志願増

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【センター試験】
文系人気が回復傾向 スポーツ・国際系の志願増

試験会場となっている東京大学に訪れた受験生ら=17日午前、東京都文京区(三尾郁恵撮影)

 17日に始まった大学入試センター試験。大手予備校によると、今年も就職に有利な理系学部の志望者が多い「理高文低」の傾向が続いているものの、「アベノミクス」による景気回復傾向が受験生にも波及し、文系学部の人気回復がみられた。一方、2020(平成32)年東京五輪開催決定から2年目を迎えたことで周知が進み、スポーツ系学部や国際系の学部などで志願者が伸びをみせている。

 「今回の現役受験生は、文系か理系かの進路を決める高校2年ごろに景気回復傾向の高まりを受けた世代。将来への危機感が薄らぎ、文系志望者が増えた」

 河合塾教育情報部の富沢弘和チーフは今年の入試動向についてこう指摘する。河合塾が昨年の全国模試で学部系統別に志願状況を集計したところ、私立の「法・政治」が前年比5%増、「経済・経営・商」も同1%増となった。「社会・国際」は国公私立いずれも同1~2%増となり、文系学部の人気が持ち直しつつあることが明らかになった。

 文部科学省などによると、昨年10月時点の大学生の就職内定率はアベノミクスによる景気回復傾向を受け、68・4%と平成20年のリーマン・ショック前に近い水準を記録。富沢氏は「近年の人気低迷で文系学部の入試難易度が下がっていることも一因」と分析する。

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