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【ビジネスパーソンの必読書】近未来をのぞき見る3冊…前提を変える、多様性を許す

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【ビジネスパーソンの必読書】
近未来をのぞき見る3冊…前提を変える、多様性を許す

■『2040年の新世界 3Dプリンタの衝撃』ホッド・リプソン、メルバ・カーマン著、斉藤隆央訳(東洋経済新報社・2200円+税)

■『左ハンドル国産車が日本を救う 日本経済V字再生のための国富戦略 シミュレーションと提言』小森正智、小森正隆著(プレジデント社・1500円+税)

 

■『新クリエイティブ資本論 才能が経済と都市の主役となる』リチャード・フロリダ著、井口典夫訳(ダイヤモンド社・2800円+税)

 21世紀に入って15年目。未来のことを語るのに「新世紀」という言葉を使うのもそろそろ気が引ける年数が経過した。ではどれほど先を「近未来」としてイメージすればよいのだろう。『2040年の新世界』がのぞき見る25年後は「3Dプリンタ」が大活躍する世界だ。「なんだ、それなら知ってる」と本を書棚に戻すのは早計。(情報工場「SERENDIP」編集部

 本書では食品をプリントする「フードプリンティング」、臓器など生命体を出力する「バイオプリンティング」などが紹介される。極めつきは建物の“プリント”だ。マシンがその場の環境を測定し、それに合わせて自分で設計を考える。

 3Dプリンティングは、人間が考えもつかなかったものを作りだす可能性を秘めている。それを生かすためには、私たちの「機械とはこういうものだ」という意識、つまり思考を進める上での「前提条件」を変える必要があるだろう。

 『左ハンドル国産車が日本を救う』は、現在規制されている左ハンドル車の国内販売を認めることを提言する。それによって日本経済が復活するというのだ。

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