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【ノーベル平和賞】「賞は私たちに力」 マララさん、同士の少女5人を式典に招待

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【ノーベル平和賞】
「賞は私たちに力」 マララさん、同士の少女5人を式典に招待

10日、オスロでのノーベル平和賞授賞式で演説するマララ・ユスフザイさん(AP)

 【ストックホルム=内藤泰朗】パキスタンで女子教育の権利を訴え、10日、史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(17)は、テロや紛争に屈せず子供の教育の権利を訴えて活動する同志の少女たち5人を式典に招待した。パキスタンやシリア、ナイジェリアの少女たちだ。平和賞は教育の権利を訴えて戦う少女たちをつなげ、希望と勇気という力を与えている。

 マララさんは平和賞の受賞に際し、「私は一人ではない。平和賞は、教育を求めているすべての少女たちのための賞。彼らは勇気ある少女たちだ。ただの友人たちではない。すべての子供たちに教育を、と呼びかけ、私たちの運動を支える姉妹たちだ」と招待した5人を紹介した。

 その中のシャジア・ラムザンさん(16)とカイナト・リアズさん(17)は、マララさんが2012年10月、通学バスで下校途中、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」に襲撃された際に巻き込まれ、銃撃で負傷した。

 2人は現在、英国で学校に通う。シャジアさんは「マララは誇り。パキスタンにとっても栄誉だ」と語った。カイナトさんはマララさんの勇気に触れ、恐怖を感じることが少なくなった。医者になり、パキスタンに戻りたいという。このほか、自らも性的暴行を受け、女性の権利向上に向けて戦うパキスタン人女性や、内戦のシリアから逃れ、難民キャンプで学校づくりに奔走し、「シリアのマララ」と呼ばれる少女(16)らが合流した。

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