産経ニュース

はやぶさ2、打ち上げ

ライフ ライフ

記事詳細

更新


はやぶさ2、打ち上げ

小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載して打ち上げられるH2Aロケット26号機=3日午後、鹿児島県南種子町(甘利慈撮影)

 小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が3日午後1時22分4秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。順調に行けば、探査機は午後3時過ぎに予定の軌道に投入される。小惑星の地下の物質を初めて採取し地球に持ち帰る計画で、生命の起源に迫る成果が期待される。平成32年末の帰還を目指す。

 はやぶさ2は、小惑星の物質を初めて採取し4年前に帰還した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「はやぶさ」の後継機。今回は有機物や水が存在するとみられる別の小惑星「1999JU3」に向かう。

 小惑星は四十数億年前の太陽系初期の姿をとどめているが、地表の物質は宇宙線を浴びて変質している。このため、はやぶさ2は新開発の装置を使って人工的にクレーターを作り、変質していない地下の物質の採取を目指す。

 生命の材料となった有機物や地球の海水は、小惑星の衝突によって地球に運ばれたとされる。採取した物質を分析すれば、生命の起源や太陽系の歴史を解明する手掛かりが得られる。

 計画によると、探査機は来年末に地球の引力を利用して加速し、30年夏に小惑星に到着。1年半にわたり探査し、採取した物質を入れたカプセルが地球に帰還する。6年間の航行距離は約52億キロに及ぶ。

このニュースの写真

  • はやぶさ2、打ち上げ
  • はやぶさ2、打ち上げ
  • はやぶさ2、打ち上げ
  • はやぶさ2、打ち上げ
  • はやぶさ2、打ち上げ
  • はやぶさ2、打ち上げ

「ライフ」のランキング