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病気の子にウィッグを 広がる「髪の寄付」

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病気の子にウィッグを 広がる「髪の寄付」

髪を寄付するために訪れた山本文恵さん。2年以上伸ばし続けていたという=大阪府泉南市の美容室「フォルム」

 これまでにウィッグを受け取ったのは、小児がんや無毛症などで髪を失った約45人。市販品は数十万円と高額なため、小さくなったウィッグを何年も使い続けていた子もいた。がん治療中で下を向いていた小学生の女の子は、ウィッグを付けると顔を上げて鏡を見つめ、笑顔をみせたという。

 ウィッグを希望してからの待ち時間は半年から1年。11月中旬の時点で26人が待機中だ。需要の多い長い髪が不足していることや、すべての作業を美容師が本業の傍ら行っており、人手不足が主な理由。闘病中は病院まで出向いて採寸やカットをするため、日程調整にも時間がかかる。

 延岡さんは「髪がなくても個性だと捉えられればいいけれど、多感な子には社会復帰の足かせになることも多い。老若男女、どなたでもできるボランティアをもっと多くの人に知ってほしい」と話している。

 寄付の方法など詳細はホームページ(http://www.jhdac.org)。

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