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【書評】ジャーナリスト、櫻井よしこが読む『歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ』産経新聞社著

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【書評】
ジャーナリスト、櫻井よしこが読む『歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ』産経新聞社著

『歴史戦 朝日新聞が世界にまいた「慰安婦」の嘘を討つ』

 >■危機の理由は私たちの中に

 これはまさに「戦争」なのだ。主敵は中国、戦場はアメリカである。中韓両国が日本に突きつける歴史問題の本質を「産経新聞」はそう喝破し本書にまとめた。

 中韓両国は捏造(ねつぞう)情報で日本を完膚なきまでに貶(おとし)め信頼失墜をはかる。日米離反と日本の孤立が最終目標だ。

 中国共産党政府と抗日連合が主導する在米中華勢力は、豊富な資金力と巧みな戦略で反日世論の浸透をはかる。アメリカの司法および行政が慰安婦問題はすべて複数の国際条約によって解決済みとの最終判断を示すと、彼らは直ちに次なるターゲットを立法府に絞った。

 票と献金が結果を左右し得る選挙区や議員らを標的にした運動は、次々に成功をおさめつつある。

 左派系団体の暗躍の場と言ってよい国連人権委員会でも、彼らは河野談話や吉田清治証言を巧みに活用して日本包囲網を構築した。

 日本は外務省も政府もその時、その場できちんと反論してこなかった。それだけでなく、国際社会の左派陣営に反日の歴史材料を与えてきたのもおよそいつも日本人である。

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