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【エボラ出血熱】感染「疑い」段階で公表 年代、性別、便名など

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【エボラ出血熱】
感染「疑い」段階で公表 年代、性別、便名など

 厚生労働省と国土交通省は4日、エボラ出血熱への患者の感染が確定する前の「疑い」段階で、年代や性別を公表する方針を明らかにした。日本に着いた航空機に感染が疑われる乗客が見つかった場合、便名や乗客数なども公表する。これまで疑い段階での公表は控えられてきたが、厚労省は「多数の方が不安にならず、無用な混乱を生じさせないため」としている。

 公表は、空港などで感染が疑われる患者が確認され、血液検査を実施する国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)へ検体を搬送する時点で行う。年代や性別のほか、居住する都道府県、国籍、滞在国と症状、滞在国での患者への接触歴を公表。また、航空機の出発・到着地、出発・到着時間も合わせて明らかにする。

 航空機内での患者の座席については「必要に応じ、ほかの乗客に個別に連絡する」としている。

 エボラ熱をめぐっては先月27日、西アフリカのリベリアに滞在していたカナダ国籍の男性が帰国した際、発熱が確認され、都内の指定医療機関に搬送された。検査の結果、男性は陰性だったが、厚労省は男性の搭乗便名などを明かさず、国交省も「厚労省の指示がなければ公表できない」としていた。

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