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お菓子、電子マネーも「シニアシフト」 商品アレンジ、拡大需要層に照準

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お菓子、電子マネーも「シニアシフト」 商品アレンジ、拡大需要層に照準

 お菓子や電子マネーなど、従来は子供や若者向けのイメージが強かった商品を高齢者向けにアレンジする「シニアシフト」が進んでいる。かつては「年寄り扱いはいや」という声に配慮し、あえてシニアをうたうのは避ける傾向にあったが、高齢化が進む中、ターゲットを明確にした戦略で利用者増や消費拡大を狙う。(平沢裕子)

脱「子供向け」

 ヤクルト(東京都港区)は6月、シニア層に向けた高付加価値タイプの乳酸菌飲料「ヤクルトゴールド」を発売した。シニア層に人気の機能成分であるグルコサミンやローヤルゼリーを配合し、酸味と甘みを抑えて飲みやすくしたという。

 同社広報室は「ヤクルトは『お子さまの飲み物』というイメージが強いが、含まれる乳酸菌などはシニア世代にも飲んでほしいもの。機能成分配合をパッケージにうたうことで、シニアの方たちにアピールできれば」と話す。

 江崎グリコ(大阪市)は9月、宇治抹茶を使用した「ポッキー和ごころ・宇治抹茶」を発売した。昨年3月に発売した、やわらかい食感のキャラメル「アーモンドグリコ・ソフトタイプ」に次ぐシニア層をターゲットにした商品だ。同社広報部は「宇治抹茶はシニア層が好む味、アーモンドグリコはシニア層に食べやすい食感を追求した」とする。

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