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「黄色いリンゴ」、生産量が増える「理由」

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「黄色いリンゴ」、生産量が増える「理由」

黄色い品種の「トキ」が並んだ新宿高島屋の生鮮売り場 =東京都渋谷区

トキ、シナノゴールド、ぐんま名月…新品種で目指す消費回復

 黄色いリンゴの生産量が増えている。代表的な品種「王林」に加えて近年、「トキ」「シナノゴールド」「ぐんま名月」など新品種も出回るようになった。リンゴ全体の消費量が低迷する中、産地では巻き返しの起爆剤として期待している。(寺田理恵)

 ≪背景に高齢化≫

 色とりどりのフルーツが陳列された百貨店、新宿高島屋(東京都渋谷区)の生鮮売り場。赤いリンゴの横には青森県産の黄色品種「トキ」が並び、色の対比が買い物客の目を引く。

 「さわやかな甘味でファンに根強い人気があります。お客さまからは『黄色いリンゴ』というより、『赤くない方』と呼ばれることが多い」と、バイヤーの大高みさき係長。

 トキは「リンゴの王様」とされる赤い「ふじ」と王林から生まれた青森県の民間育成品種。長年、「青リンゴ」として親しまれてきた王林が緑がかっているのに対し、トキは黄色に少しピンクを差した色合い。10月中に収穫され、王林より早く出回るが、販売される期間は短い。平成16年に品種登録されて以来、味の良さが消費者に評価されて生産量が伸びてきた。

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