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【書評】『背乗り 警視庁公安部外事二課』竹内明著

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【書評】
『背乗り 警視庁公安部外事二課』竹内明著

『背乗り 警視庁公安部外事二課』竹内明著、講談社

 中国の民主化を支援する「人権外交」をめぐり、日本の外務大臣の命が狙われる。周辺にうごめく怪しい人間たち。行方不明者などの戸籍を乗っ取る「背乗り」で他人になりすました諜報(ちょうほう)員らの過去を、罠(わな)によって警視庁公安部を追われた元部員、筒見慶太郎たちが追いはじめる。警察内部に潜む内通者(モグラ)は誰なのか、仲間であるはずの公安関係者の間でも疑心が渦巻き…。

 著者は、公安警察の現場に詳しいテレビ記者。本書は小説のかたちでしか書けなかった内容だという。展開される公安捜査の手法は衝撃的だ。(講談社・1500円+税)

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