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【エボラ出血熱】ネットに広がる誤解や不安「血だらけで死ぬ」「飛行機で乗り合わせたら」…。専門家の見解は?

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【エボラ出血熱】
ネットに広がる誤解や不安「血だらけで死ぬ」「飛行機で乗り合わせたら」…。専門家の見解は?

注意喚起のポスターが貼られた検疫検査場=20日午前、大阪府泉佐野市の関西国際空港(甘利慈撮影)

 エボラ出血熱の脅威が全世界に広がっている。流行の中心は西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国だが、スペインや米国など医療体制がしっかりしているとみられた先進地域で国内感染者が出たことの衝撃は大きい。西アフリカへの直行便がなく、人の往来も少ない日本だが、米国や欧州となると話は違ってくる。インターネットには恐怖をあおるような書き込みや、真偽不明の噂も出回っている。ネットに広がる誤解や不安について、専門家に聞いた。

 疑問1)エボラ出血熱は血だらけで死ぬ?

 エボラ出血熱という病名から、出血症状を思い浮かべる人が多いが、世界保健機関(WHO)のチームに参加してリベリアで医療支援を行った国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の加藤康幸医師によると「今回流行しているタイプは、出血症状より下痢や嘔吐(おうと)の症状が目立つ」という。そのため、「エボラウイルス病」「エボラ熱」と出血を省いた名前も使われている。

 なお、出血症状は進行してから現れることが多いため、最初から現れることは少ない。皮下出血が多く現れるほか、目や歯ぐき、鼻などからも出血する。

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