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【地名のはなし】木葉下(あぼっけ) アイヌ語との説も 茨城・水戸 

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【地名のはなし】
木葉下(あぼっけ) アイヌ語との説も 茨城・水戸 

木葉下(あぼっけ)町の信号標識=水戸市

 水戸市の北の外れに「木葉下町」というところがある。「あぼっけちょう」と読むのだが、難読地名で同じ水戸市民でもなかなか読めないそうだ。

 江原忠昭著「茨城地名のはなし」によると「アボッケのボッケはバッケと同じで崖のこと」とあり、山が迫り、崖も多い地形を表しているという。なぜ、それを「木葉下」と表記するのか。堀口友一著「今昔水戸の地名」では「そのような場所の大樹の陰の意味である」と説明する。崖の上に生えた木の下ということを表しているのだろう。

 しかし、由来には諸説ある。近くで観光りんご園を営む森田英夫さん(75)は「アイヌ語だっていう話だ」と教えてくれた。森田さんの父親が北海道に行った際、アイヌの人に「木葉下」と書いて見せたところ「あぶけ」と読んだそうで、地元ではアイヌ語説が根強いようだ。

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