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【デング熱】新たに都内などで発症5人 感染者86人に

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【デング熱】
新たに都内などで発症5人 感染者86人に

デングウイルスの保有状況を調べるため、蚊の捕獲器を増設する東京都の職員=9日、東京・代々木公園(寺河内美奈撮影)

 国内での感染が広がるデング熱で、厚生労働省は9日、新たに都内と埼玉県、千葉県で5人の感染者が確認されたと発表した。いずれも最近の海外渡航歴はなく、東京への訪問歴がない千葉県の60代男性を除き、4人は東京の代々木公園とその周辺を訪れていた。これで、国内での感染者は15都道府県の計86人となった。

 厚労省によると、新たにデング熱と確認されたのは東京都の20代~50代の女性3人と埼玉県の10代男性。重い症状の患者はいないという。また、これ以外に千葉市で、最近、都内を訪れたことのない60代男性の感染が確認された。

 厚労省は同日、代々木公園のある渋谷区と隣接区の公園3カ所で6、7日に採取した蚊のウイルス調査の結果も発表。有栖川宮記念公園(港区)▽杉山公園(中野区)▽宮下公園(渋谷区)の3公園で採取した蚊からは、デングウイルスは発見されなかった。

 デング熱はデングウイルスを持つ蚊に刺されることで高熱や関節痛、発疹などが出る感染症で、人から人へは感染しない。厚労省は「蚊に刺された後に高熱や目の痛みなどの症状が出た人は、早めに医療機関に相談してほしい」としている。

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