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【九州から原発が消えてよいのか? 第8部(2)】反原発運動で過激派暴走 距離置く住民

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【九州から原発が消えてよいのか? 第8部(2)】
反原発運動で過激派暴走 距離置く住民

 「再稼働に突き進む伊藤(祐一郎鹿児島県)知事は、人権意識が希薄だ!」

 「そうだ、そうだ」

 「暴走する安倍自民党政権は特定秘密保護法も通した。絶対許せない!」

 6月13日、桜島を臨む鹿児島県庁前。県議会定例会初日に合わせ、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働阻止を掲げる「6・13県議会『再稼働させない』行動集会」が開かれた。

 集会は地元・鹿児島の反原発団体でつくる「ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委」が主催した。

 「アジア共同行動・日本連絡会議」「鹿児島大学共通教育学生自治会」「革共同革マル派九州地方委員会」など、実に多様な団体から700人(主催者発表)が参加した。それだけに、代わる代わる街宣車の上から演説した各団体の代表からは、原発とまったく関係ない主張が次々と飛び出す。

 配布されたビラには、こんな文言が踊った。

 「〈反ファシズム統一戦線〉を構築し安倍ネオ・ファシスト政権打倒に向けて前進せよ」

 「『集団的自衛権行使』の合憲化の閣議決定を絶対阻止せよ 憲法改悪阻止」

 「反戦反安保・改憲阻止の闘いを日本の原発・核開発に反対する闘いと同時的に推進し、ファシズムに対抗する労働者・学生・市民の大きな団結を創造しよう」

 「日米軍事同盟を強化し『戦争のできる国』づくりに向けて攻撃を本格化させ、安倍政権を打倒していきましょう」

 警察白書が「極左暴力集団」と定義する団体まで参加した集会は、反原発というより「反政府集会」の様相を呈した。

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