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両陛下、念願のご慰霊 「対馬丸」遺族と生存者 寄り添うお気持ち受け止め

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両陛下、念願のご慰霊 「対馬丸」遺族と生存者 寄り添うお気持ち受け止め

 先の大戦中、米軍に撃沈され、多くの子供たちが犠牲となった学童疎開船「対馬丸」の悲劇。天皇、皇后両陛下は27日、念願だった犠牲者の慰霊を果たされた。疎開経験のある両陛下は、犠牲となった子供たちと同世代であり、これまでも深く心を寄せられてきた。両陛下からいたわりのお言葉を受けた遺族、生存者は「あれから70年。一つの区切りができた」と話し、悲劇に寄り添う両陛下のお気持ちを受け止めた。

 両陛下はこれまで、機会あるごとに対馬丸に言及されてきた。53年ぶりに海底で対馬丸の姿が確認された平成9年、陛下は「對馬丸見出ださる」と題して「疎開児の命いだきて沈みたる船深海(しんかい)に見出だされけり」とのお歌を詠まれた。皇后さまも戦後60年の17年、71歳の誕生日に際しての文書で対馬丸に触れられた。

 「大変でしたね」。当時、泊国民学校(那覇市)6年生だった堀川澄子さん(81)は27日の懇談で、両陛下からこうねぎらいの声をかけられた。

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