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かつての4.6万人が遂に4千人切り! 全国最少市・歌志内市を訪ねてみた 

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かつての4.6万人が遂に4千人切り! 全国最少市・歌志内市を訪ねてみた 

 最近では市内には大規模に温室による野菜の栽培も行われていて、地元の人たちの雇用にもつながっている。ただし、水耕栽培なので、ここは農業ではないというカウントだ。

 明るい材料もある。歌志内市役所は20年ぶりに市役所の職員を採用した。人件費削減でこれまで採用を見送ってきたが、財政が少し安定したことで採用に踏み切った。今年7人を採用した。そのうち新卒が5人。

 「久しぶりの採用で、フレッシュな感じ。これまで38歳の職員が一番下だった。教えることで覚えることもある」

 村上隆興市長は「今いる人たちが住みよい町を。そうでなければ新しい人も来てくれない」と強調する。「歌志内の持ち家比率は低い。家を建てるときには最大300万円の補助金を出すようになった」。

 これまで6区画を分譲、すでに3区画が売れた。

 渡部課長は「人口をプラスにするのは難しく大変だが、減少の速度を遅くするために努力する」と話す。

 決して諦めない。人口減少に立ち向かう姿にかすかな希望の光が見えてくる。(松垣透)

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