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【北海道神宮百話】ここだけでしか食べられない焼き餅「判官さま」アツアツは最高! 六花亭神宮茶屋店に行ってみよう

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【北海道神宮百話】
ここだけでしか食べられない焼き餅「判官さま」アツアツは最高! 六花亭神宮茶屋店に行ってみよう

 北海道神宮で休憩するときにおすすめなのが、境内にある「六花亭神宮茶屋店」だ。ここには北海道土産で有名な「六花亭」の商品がいろいろと並べられているが、なかでもここだけでしか味わえない「判官さま」という焼き餅があるのをご存じだろうか。

 判官さまの姿は、白いまんじゅうの表面に軽く焼き目がついた極めてシンプルなもの。原料は、餅米、砂糖、小豆、そば粉、食塩、小麦粉。北海道産米にこだわっている。あんはつぶあんだ。ふんわりとしていて、それでいて香ばしさもあり、おいしい。その場で鉄板で焼いてくれるので、熱々を食べることができるのもうれしい。北海道産のそば粉が良い味を出している。一口食べたら、もう一度食べたくなる逸品だ。

 さて、この「判官さま」は島義勇(よしたけ)をさしている。「北海道開拓の父」といわれる人物だ。

 島と北海道神宮の関係は、島が北海道神宮の御霊の「開拓三神」を背負って函館から陸路、札幌に入っていることに始まる。いくつか説はあるが、島は明治2年10月(太陽暦の11月)に札幌に入っている。

 島はしばらく札幌市内の自宅に、三神を祭っていたといわれる。まだ当時の札幌神社(のちの北海道神宮)の場所が決まっていなかったからだ。もともと島は、佐賀藩出身で初代主席判官だった。札幌の現在の町の姿を描いたのは島だといわれる。

 しかし、島は札幌に約3カ月しかいなかった。それも冬の厳しい時期で、本当に良いときを知らない。北海道神宮の春先の桜の季節を見せてあげたかった。

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