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【貳阡貳拾年 第3部 人口減への処方箋(4)】語学と解決力養う 生き残りかけ、エリート教育

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 明治維新から150年。少子化という国難は、われわれにはっきり見える形で現れ始めた。

 今後も出生率が現状のまま推移した場合、日本の年間出生数は加速度的に減少していく。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計によると、12年に103万7千人だった出生数は20年に83万6千人、さらに60年には48万2千人と50年たたない間に半減する。

 「近い将来、日本は近代国家になって以来、最も子供が少ない時代を迎える」

 社人研の是川夕(これかわ・ゆう)研究員が指摘する。

 総務省によれば、14歳以下の年少人口は1955年の3012万人をピークに減り、2012年は1655万人と4割以上も落ち込んだ。60年には791万人にまで落ち込む見通しだ。

 ◆平等教育通用せず

 子供が少なくなる社会にどう対応するのか。これまでは出生数減に歯止めをかける議論が中心だったが、われわれは激変する社会を担う次代のリーダーづくりも急がなければならない。

 教育の在り方は変えざるを得ない。その試みの一つが、文科省が来年度から始める「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」だ。国公私立高校と中高一貫校から優れたカリキュラムを提案した50校をSGHに指定。語学力だけでなく、討論、発表、グループワークなどを通じて、国際的な課題を解決する力をつけさせ、将来のグローバルリーダーに育て上げようとしている。

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