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【赤ひげ大賞】地域へ一層の密着を 日本医師会・横倉義武会長

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【赤ひげ大賞】
地域へ一層の密着を 日本医師会・横倉義武会長

 第2回「赤ひげ大賞」の受賞者が決定し、日々献身的に地域医療に取り組まれている5名の先生方を表彰できることをうれしく思います。

 本賞は、山本周五郎の有名な時代小説『赤ひげ診療譚(たん)』に由来して命名されました。黒澤明監督が映画化したことで、多くの方にも親しまれておりますが、「赤ひげ先生」といえば、貧しく不幸な人々に寄り添い、身を粉にして働く頼もしい医師というイメージを思い起こさせます。

 病に苦しむ人がいれば何としても助けたいというのが医療人の願いであり、医療の本質は当時も今も変わりません。

 わが国は、2025(平成37)年には団塊世代が後期高齢者となり、高齢化のピークを迎えます。それまでの残された時間で、かかりつけ医を中心とした地域のネットワークを作らなくてはいけません。地域住民の方々に寄り添った形での医療の一層の展開に向け、全国の赤ひげ先生の活躍に期待しています。

 ■選考委員の話

 ◆羽毛田信吾委員 審査を通じ、高齢化や過疎化が進行する厳しい条件の下において、地域住民の医療確保のため地道に活動する医師の存在の重要さを再認識した。選考に当たり、地域の関係者間の連携に努力している点も評価の対象とした。「赤ひげ大賞」が地域医療に献身的に活動する、情熱あふれる医師の増加に大きく貢献することを願っている。

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