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イスラム「ハラル認証」食品 東京五輪に向け広がる

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イスラム「ハラル認証」食品 東京五輪に向け広がる

 カステラは原料のショートニングや乳化剤に豚由来成分が含まれるものがあるが、同社の商品はこうした成分を含まない「無添加の伝統製法」がこだわり。3月に千葉で開かれた食品の国際展示会「フーデックス・ジャパン」に出展し、空港やホテル、レジャー施設から引き合いがあった。

 老舗しょうゆメーカーの室次醸造場(福井市)はアルコールゼロのしょうゆ風調味料を開発し、2月にハラル認証を取得したばかり。地元のバイオベンチャーと大学の協力で、サバの内臓を原料として発酵時間を短縮する特許技術を使い、醸造過程でのアルコール生成を抑えた。

 ◆輸出先の認証を

 イスラム圏への輸出拡大を図る企業もある。ひかり味噌(みそ)(長野県下諏訪町)は平成24年12月、パックの膨張を防ぐためのアルコール添加をしない無添加みそのハラル認証を取得し、東南アジアへの輸出を強化している。認めたのは、マレーシア政府イスラム開発局(JAKIM)の承認を受けている日本の認証機関。JAKIMの認証は世界的に知名度が高く、他の国でも有効とされる。これを生かし、ハラル食品市場でみその販売シェアトップを目指す。

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