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【話の肖像画】作家・黒田夏子(76)(1)この年齢になると何でもすごく気楽

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【話の肖像画】
作家・黒田夏子(76)(1)この年齢になると何でもすごく気楽

 こうした思いが、断章を連ねていく形式にも関係しています。断章ならば、まだ混然としている予感としての作品世界を、あちこち途中から書き始められるわけですね。それに、まとまりの小さいものの方が、一つ一つ磨き上げる職人仕事に向いていますから。(聞き手 海老沢類)

【プロフィル】黒田夏子

 くろだ・なつこ 昭和12年、東京生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。中学校の国語教員や事務員、フリーの校正者などを経て、平成24年に「abさんご」で第24回早稲田文学新人賞を受賞してデビュー。同作で25年1月に第148回芥川賞を史上最高齢で受賞した。昨年12月に長編「感受体のおどり」を刊行した。

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