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【貳阡貳拾年 第1部・111人の予想図(6)上】ノーベル賞確実、宇宙最大の謎「暗黒物質」解明へ  日本は先陣切れる

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100年前の予言証明

 暗黒物質の正体で最も有力なのは「超対称性理論」に基づく未知の素粒子だ。物質を構成する最小単位の素粒子は、昨年のノーベル物理学賞で話題になったヒッグス粒子を含め計17種類が見つかっている。だが超対称性理論によると、これらの粒子を鏡に映したような、少しだけ性質が違う別の仲間たちがどこかに存在するのだという。

 暗黒物質が潜んでいるらしい「鏡の中の世界」。その扉を開けることができれば、新たな物理学の広大な地平が見えてくる。宇宙や物質の概念が一変するのは間違いない。ただ宇宙全体の68・3%を占める暗黒エネルギーは、まだ解明の糸口さえ見つかっていない。

 村山さんによると、アインシュタインが約100年前に存在を予言した「重力波」も、2020年までに発見される可能性が大きい。ブラックホールなどの重い星が激しく動いたときに、その重力によって生じる空間のゆがみが、さざ波のように遠方へ伝わっていく現象だ。

 重力波によって、光や電波では観測できない「暗黒時代」の原始宇宙の様子が分かる可能性もある。日米欧で激しい競争が始まっており、見つかれば、これもノーベル賞は確実だ。

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