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【貳阡貳拾年 第1部・111人の予想図(3)】老化・東京 ロボット働く

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 このことは、過重労働や格差拡大といったリスクを内包する。それでも、渥美さんは「世界に先駆けて体験する超少子高齢化の実験国家として生みだした商品やサービスで、日本はグローバル(の競争)に勝てる」と期待する。

日本力で成長維持

 人口減少は、中国でも15年から始まるといわれる、極めて21世紀的な課題だ。三菱ケミカルホールディングスの小林喜光社長(67)は「日本はそれを解決する最も先鋭的な先端にいる」と指摘する。人口減に転じる年の東京で、世界中が注目する五輪が開催されるのは象徴的だ。

 問題は、日本が世界に模範解答を示せるかだ。世界初のロボットスーツの開発で知られるサイバーダインの山海(さんかい)嘉之・最高経営責任者(55)は「一部の仕事はロボットが代行する」と話す。国際基督教大の八代尚宏客員教授(67)は「生産性が高い都市に投資をつぎ込むことで成長を維持しないといけない」と訴える。

 答えは一つではないだろう。ユニクロのロゴ・マークなどを手掛けたクリエーティブディレクターの佐藤可士和(かしわ)さん(48)はこう話す。「日本人は和風から洋風、エスニックなものまでハイブリッド(組み合わせ)にして、それなりのスタイルにしてしまう。そういう『変化対応』ができる国民性がある」

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