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【貳阡貳拾年 第1部・111人の予想図(2-2)】「中国との競争で国力アップ」

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 □ロシアの国際政治学者で在モスクワ・カーネギーセンター所長

 ■ドミトリー・トレーニンさん(58)

 (1)中国の挑戦を受ける日本は、政治と経済の両面で発展の新たな弾みを得ると思う。日本は過去に欧米やロシアと渡り合ってきた。中国に追い抜かれるかもしれないという感覚が、日本の競争力を高める方向に働くだろう。どう軍事衝突を回避するかが重要だ。ロシアとの北方領土問題は解決しているのではないか。(2)何らかの形で国際関係に携わっている。今後は世界的に、市民社会が世論形成や政策決定により大きな役割を果たすだろう。その過程に、グローバルな機関の一員として積極的に参加していきたい。

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 □万葉集研究で知られる国際日本文化研究センター名誉教授

 ■中西進さん(84)

 (1)日本は700年周期で変化している。古代国家形成を5世紀とすると、12世紀には鎌倉幕府ができ、19世紀は文明開化だった。今は19世紀に始まった欧米化の混乱が続いている時代。そういう長い目で見ると2020年は現在とほぼ変わらないが、安定期への萌芽(ほうが)が見えるのではないか。(2)今、語源に関心がある。例えば「しあわせ」という言葉は動作を「し合う」ことから来ているように、語源を訪ねることは日本人の魂の根源を探ることにつながる。2020年にはさらに進んだ形で語源について考えているだろう。

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