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【貳阡貳拾年 第1部・111人の予想図(1-1)】五輪の年、日本は? 首相「改憲済みですね」

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 「米国が安全保障の面倒をみてくれるから、日本はそれほど頑張らなくてもよい時代は終わった。日本はもっと国際貢献すべきだ」

初音ミク登場?

 日本のハードパワー、安全保障をめぐる法整備や装備の向上はまだ緒に就いたばかりでも、和食、アニメ、ゲーム…などソフトパワーはすでに世界で高く評価されている。東京五輪に向けて日本の注目度が高まるのは、日本文化発信の最大のチャンスでもある。

 「観光産業は昨年は来日外国人が1千万人に到達したが、20年には2千万人になるだろう。これは日本の活力につながっていく」

 民主党の海江田万里代表はこう指摘し、「もちろん(安全保障面での)備えも必要かもしれないが、『平和な国、日本』もブランドだ」との視点を示す。

 一方で、五輪が「課題山積の現実を覆い隠すことにならなければいい」と懸念を表明するのが、東京都教育委員の乙武洋匡さんだ。

 「五輪が近づくにつれメディアも世の中も五輪一色となり、超少子高齢化などの問題を考えるのを先延ばししたり、忘れたふりをしたりするのが心配だ」

 やはり少子化社会を憂う作家の楡周平さんは、本紙に連載中の小説「ミッション 建国」で書いた自身のアイデア活用を訴える。

 「五輪後に選手村跡地を子育て住宅として使うという私の構想は、実現してくれないとお先真っ暗だ。そうでもしないと、東京で子供を持つのは難しい。20代で子供を産んでもらわないと、子供は増えない」

 ともあれ、待ったなしの諸課題に対応しつつも、「日本ブーム」を盛り上げることは各分野にいい影響をもたらす。

 音声合成ソフト「初音ミク」を開発し一世風靡(ふうび)した伊藤博之さんは東京五輪開会式などに海外でも人気の初音ミクが登場する可能性についてこう語った。「今のところその依頼は受けていませんが、実在の歌手、音楽家をさしおいてソフトが歌うのはいいのかな…」

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