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【貳阡貳拾年 第1部・111人の予想図(1-1)】五輪の年、日本は? 首相「改憲済みですね」

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 「日本自身がまず、国民と領土、領海を基本的に自力で守る気概を示す。それによって中国に暴走を抑制させる心理を働かせ、アジアに安心の材料を与える」

 20年になっても、際限のない膨張を志向する中国とどう向き合うかが国際社会、特にアジア諸国にとって最大の課題であることは変わりそうにない。

膨張する中国

 「20年は大変な年になるんだ」

 宮本雄二・元駐中国大使は警鐘を鳴らす。

 「中国共産党は、20年の国内総生産(GDP)を10年比で倍増するという公約をしている。日本は、中国が倍の経済規模を持つ現実に直面しないといけない」

 一方、麻生太郎副総理兼財務相は「中国が20年になっても共産党による一党独裁体制を維持し続けるだろうかといえば、極めて疑問だ」と継続的な成長に懐疑的な見方を示す。

 経済面だけではない。米ジョージ・ワシントン大のロバート・サター教授は、日本にとっても東南アジア諸国にとっても看過できない中国の傾向に着目する。

 「中国は12年以降、東シナ海や南シナ海の問題を、台湾やチベット、新疆ウイグル自治区と同じ次元で捉えるようになった」

 つまり、どんな代償を払っても手放さない中国にとっての「核心的利益」とみなしているというわけだ。これでは近隣諸国との緊張が解けることは難しい。サター教授はこうも述べた。

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