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【ネットろんだん】流行語大賞 現実とネットを制覇した「今でしょ!」

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【ネットろんだん】
流行語大賞 現実とネットを制覇した「今でしょ!」

 審査員の絡みでは、今年の候補語50に「アベノミクス」と並んで、これを批判する「アホノミクス」が入ったことについて、「聞いたことがない」「審査員が(安倍政権批判の)自分の思想を持ち込んでいるのでは」などと批判する声もあった。

 ◆SNSが貢献?

 ネット流行語大賞に戻ると、「今でしょ!」も「倍返しだ!」もテレビのCMやドラマで使われて広まった言葉だ。ただ、それが上位に来たことで「テレビの力が再確認された」とみるのは早計だろう。

 流行語は使われてこそ定着する。使う格好の場が学校や職場といった「リアル」に加えて、特に若い世代では友人と共有できるフェイスブック、ツイッター、ラインといった「電脳空間」の比重が大きくなっている。「今でしょ!」など短文の使い勝手のよさもあって、ネットメディアが流行語を育てるのに一役買い、現実とネットの双方を席巻したとみる方が正しいかもしれない。さて、来年はどうなるか。(光)

【用語解説】流行語大賞  ユーキャン新語・流行語大賞は昭和59年に創設。『現代用語の基礎知識』(自由国民社)の読者審査員アンケートを参考に、選考委員会によってノミネート語が選出され、トップテン、年間大賞語が選ばれる。今年の選考委員は姜尚中、俵万智、鳥越俊太郎、室井滋、やくみつる、箭内道彦、清水均の各氏。ネット流行語大賞は未来検索ブラジル社などが主催している。

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