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文学界新人賞 授賞式

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文学界新人賞 授賞式

 ■前田さん 「アフリカ鯰」 ひろってもらって本当に感謝 

 ■守島さん 「息子の逸楽」 栄誉ではあるが危険でもある 

 ■野上さん奨励賞 「走る夜」  何とか万馬券になれるよう

 

 第117回文学界新人賞(文芸春秋主催)を受賞したのは兵庫県出身の前田隆壱(りゅういち)さん(47)の「アフリカ鯰」と、大阪府出身の守島(もりしま)邦明さん(21)の「息子の逸楽」。選考委員である吉田修一さんの奨励賞を受けた「走る夜」の野上健さんとともに今月中旬、東京都内で行われた授賞式に出席し喜びと抱負を語った。

 前田さんは高校卒業後、IT関連会社などに勤務したが、現在は無職で静岡県内に暮らす。受賞作の舞台はアフリカの小さな町。30代のころの滞在経験が投影されているという。「45歳で新人賞を取りたかったが、念願かなわずこの年になった。ゴミのような男だったので、文学界にひろってもらって本当に感謝しています」と話した。

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