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【関西新刊案内】『港町神戸鳥瞰図』 青山大介さん

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【関西新刊案内】
『港町神戸鳥瞰図』 青山大介さん

 ■街の姿 どこまでも正確に

 鳥瞰図(ちょうかんず)絵師、青山大介さん(37)=神戸市在住=の出版デビュー作『港町神戸鳥瞰図』が発刊された。通常版は箱入りのB1判(728ミリ×1030ミリ)の鳥瞰図で、初回限定版は解説ブックレット付き。

 平成20年当時の神戸市を俯瞰した1600分の1のビッグサイズの鳥瞰図は圧巻。大丸神戸店などビルは一棟一棟の階数まで正確に描き込まれ、港に停泊中の帆船は、マストの形状まで精密に表現されている。「鳥瞰図絵師の数? 調べたところ僕を含めて日本に3人しかいないんですよ」と青山さんは笑った。

 鳥瞰図にのめり込んだのは市立神戸工業高校インテリア科3年の頃。鳥瞰図絵師の第一人者、石原正さんが描く「神戸ポートアイランド博覧会公式ガイドッマップ」の鳥瞰図に衝撃を受け、自己流で描き始める。石原さんに会いに行き作品を見せると、こう指摘された。「なぜビルの屋上の空調機器を描かない」と。8年前に石原さんは亡くなるが、この言葉を胸に刻みつけながら、高校卒業後も神戸市内で会社員として働き、ひたすら鳥瞰図を描いてきた。

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