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「ミスター同時通訳」村松増美氏が死去

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「ミスター同時通訳」村松増美氏が死去

 日英会議通訳者の草分け的な存在で「ミスター同時通訳」と呼ばれた通訳者、村松増美(むらまつ・ますみ)氏が3月3日に死去していたことが8日、分かった。82歳だった。葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は長男、繭美(まゆみ)氏。

 東京都出身。昭和40年、日本初の会議通訳エージェント「サイマル・インターナショナル」の創設に参加し、社長、会長、顧問を歴任。44年の米宇宙船アポロ11号の月面着陸の際にはテレビ中継の同時通訳を務め、宇宙飛行士の肉声を日本の家庭に伝えた。

 50年の第1回主要国首脳会議(サミット)などで、通訳チームの一員として日本の外交に貢献。第一線を退いた後も、NPO法人「えむ・えむ国際交流協会」の代表や日本笑い学会理事を務めるなど、社会活動で活躍した。

 家族によると、病気療養中だったという。

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