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花粉症「薬の効果は2週間後」 早めの治療呼びかけ

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花粉症「薬の効果は2週間後」 早めの治療呼びかけ

 5人に1人が悩むという花粉症シーズンを前に、製薬会社や薬局などが、早めの病院受診や服薬を呼びかけている。ジェネリック医薬品(後発薬)や薬局で買える抗アレルギー薬もあり、早期対策で症状緩和につなげたい考えだ。

 アイセイ薬局(東京都千代田区)は今月初めから、全国の店舗で早期受診と後発薬利用を呼びかけるキャンペーンを始めた。「薬が効き始めるのは飲み始めて2週間ほどたってから」(岩崎朋幸クリエイティブ・ディレクター)と、薬局に早期受診を訴えるのぼりやポスターを掲示。花粉症の既往歴がある患者にチラシを渡す店舗もある。

 服薬期間が長くなることで薬代は増えるが、「後発薬に変えることで患者さんの負担は減らせる」(岩崎氏)という。

 さらに今月11日の最高裁判決で、一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売が事実上解禁されたことを受け、これまで対面販売のみだった治療薬のネット販売も始まった。健康食品などをネット販売するケンコーコムは、すでに点眼や点鼻薬を含めた対策薬の販売を始めている。

 マーケティング会社「富士経済」(中央区)によると、花粉症治療に使われる抗アレルギー剤の市場は花粉の飛散量に大きく影響を受ける。製薬各社などが対策呼びかけに力を入れるのは、早期対策が有効なのはもちろんだが、治療薬が「季節商品」であることや、市販薬や後発薬など競合品が増えたという事情もあるようだ。

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